印鑑の中でも、最も重要なのが実印です。
実印というのは、本人確認の証明となる印鑑のことで、役所に登録された印鑑が実印となります。
実印の登録は、実は簡単に受理することは出来ず、厳密な審査が行われます。
100円ショップで売っているような機械生産の既製品や大量生産品は登録することは出来ません。
機械で製作された大量生産品はみな作りが同じなので、同じメーカーの判子を使えば全く見分けがつかないため、
実印を偽造できないようにする観点からも登録できない事になっているのです。
基本的に実印として登録する場合は、手彫りの判子にするのが原則です。
これは偽造を防止するのが主な目的で、手彫りの判子は一つ一つの文字は似ていても、
店や職人の癖などがあるため実際は一つとして同じ印鑑はないからです。
実印の用途としては、主に役所に提出する重要書類などに使います。
例えば、結婚や離婚の際には実印が必要ですし、財産相続や税収の対象となる不動産、自動車の登録時も必要になります。
また、不動産取引や正式な借用書の際にも実印が使われます。
実印を作る際には、他の判子との併用は避けた方が良いでしょう。
学生や新社会人のように若い世代にはまだ実感がわかないかもしれませんが、
銀行印や認印と併用すると後々困る事になるからです。
特に財産分与や金銭に関わるトラブルに巻き込まれる原因になりやすいので、実印と他の印鑑との併用は避けましょう。
会社の場合も同様です。代表印と会社銀行印、社印は別々に持つといいでしょう。